中国の有名な小説家である呉敬梓は、実家の全椒から南京に移住した際に、「偶然买宅秦淮岸,殊觉胜于乡里」(偶然に秦淮の畔の家を買って、実に田舎より良いと思い始めた)のように、「秦淮水亭」に定住し、「秦淮河寓客」と自称していた。呉敬梓は自宅で「文木山房」という書斎を設置した。呉敬梓は晩年に「文木老人」と自称して、自分の「文木」が使える木であり、彫刻できない腐った木ではないと思っていた。秦淮水亭で、呉敬梓は前後に渡って19年ほど住んでいた。ここで有名な長編風刺小説『儒林外史』を完成した。この偉大な文学家を記念するために、秦淮河の畔の東関頭に位置する呉敬梓記念館はオープンされ、敷地面積は約800平方メートルで、北側にあって南向きである。院内に竹林があり、曲がった小道の東北隅に文木亭があり、空高くそびえている古い木、や花と竹のまがきは巧みに配置されて味わいがある。館内には呉敬梓の生涯が初めて展示され、『儒林外史』における広く世に知れ渡る物語が多く再現されている。
営業時間:9:00-17:30
チケット料金:5元/人
所在地:秦淮区東関頭18号(東関頭路と長白街の交差点から100メートルの東にある)
電話:025-52219286
乗換案内:
地下鉄1号線に乗り、三山街駅で降りる
又は地下鉄3号線に乗り、夫子廟駅で降りる
又は1、2、202、4、7、14、31、40、33、44、49、81、87番バスなどに乗り、夫子廟あるいは長楽路バス停で降りる