秦淮河は南京第一の川であり、南京の人を育ててくれる川だと言える。全長は110キロメートルである。秦淮河は南京城内に流れ込む際に、東の通済門外の九龍橋で二股になった。その中に、堀として南京の明の城壁を巡って流れている支流は外秦淮、東水関から注ぎ込み、西水関で出る支流は内秦淮と呼ばれる。内秦淮の長さは9.6華里(4800メートル)があるので、「十里秦淮」とも呼ばれる。内秦淮は秦淮河の見所として、沿岸に東水関の遺跡公園・秦淮水亭・桃葉渡・白鷺洲公園・江南貢院・萃苑公園・王導謝安記念館・李香君旧居・瞻園(太平天国歴史博物館)・秦大士旧居・沈萬三旧居・中華門瓮城などの観光の名勝がある。
秦淮河に船を浮かべるコースに参加すれば、無料で全コースについての解説が聞けるうえに、沿岸にある名人の旧居・歴史の遺跡・有名な橋・江南の名園・秦淮の夜景などの四十か以上の景勝も楽しめる。ガイドさんが講釈してあげる典故や逸事を聞きながら、大型のロケ演出「夜の秦淮泊まり」を味わうのは最高である。近頃、「遊覧船に乗り、秦淮河を遡る」というプログラムはすでに一番人気のある活動になった。南京を遊ぶには、夫子廟に来て船で秦淮河を遊覧することは不可欠である。
上述のプログラムは50分ぐらいかかる。昼間に遊覧船に乗れば、李香君の旧居を遊覧することが無料である。それに、全コースに伴ってあげるガイドさんも料金を取らないとのことである。
アドレス:夫子廟泮池埠頭
電話番号:025-52300870 52205010
ファクス番号:025-52205010
入場券の料金:昼間55元/名、夕方70元/名
営業時間:9:00~22:00
開放期間:一年中
交通路線:地下鉄一号線で三山街駅を降りる。バスの1番・2番・遊2番・遊4番・4番・7番・14番・16番・31番・40番・33番・44番・49番・81番・87番・101番・102番・103番・106番・304番で夫子廟・平江府路・長楽路を降りる。